理事長 ご挨拶
野球の好きな私が、そして家族が引きつけられた話で、アメリカ、ジョージア州であった話です。
クリス・ブラナンという人は、小さい頃から野球が好きで少年時代は選手として、大人になってからはリトルリーグのコーチとして頑張っていました。10歳になる息子のジェイク君も、お父さん同様、野球が大好きでした。でも、車椅子で生活しているジェイク君は、これまで一度も野球の試合に出場した事がありませんでした。しかし地元の皆さんや周囲の人達の応援で、地元、コビントンに新しい野球場が完成しました!それは、
シティ・ポンド・パークと呼ばれる球場で、身体障碍のある人や知的、精神障碍のある人達が本当にスポーツを楽しめるような設計になっており、その球場での試合はリトルリーグとは異なるルールで行われますが、選手や、その家族にとっては普通の野球とは、何ら変わらず、真剣にプレーし試合後には同じ様に満足感を得る事が出来るとの事。クリス・ブラナンさんは、”この球場が出来た事で、
野球というスポーツを親子共通の楽しみに変える事が出来ました!ここは正に、夢が叶う場所です!!と話していました。日本も早く、健常者の人も障碍のある人も、全てのところで共有して生活が出来!良い思い出を沢山、残せる様にしたいです。アトリエ木の実も、そんな1日1日を創り育て、そして希望を実現して行きたいです。
特定非営利活動法人(NPO法人)木の実の会
理事長 菅野 義矩